積み切り便・積みきりプランを使って近距離の引っ越し料金を節約!

積み切り便だと安くなる?

近距離の引っ越しなら料金は安く済むと思いきや、意外な高さにビックリされた方も多いと思います。

 

近場の引っ越し費用を節約する方法として、トラックの積みきり便があります。

 

ここでは、トラックの積み切り便のプラン内容やデメリット、料金等を詳しく見ていきましょう!

 

積み切り便とはどんな運搬方法?

積み切り便はトラックのサイズを限定(1.5t・2t・4t車)して、個人では運搬の難しい大きな家具や家電から先に詰めるだけ積んで行ってもらう方法です。

 

引越し料金の決まり方は、荷物一つ当たりに点数を付けていきその合計でトラックのサイズが決定されます。

 

例えば、全ての荷物を積むには4t車が必要だけど、2t車に下げることで料金が半額近くになるそれが積み切りプランです。

 

もちろん、大型家具等を積んだ後、トラックにスペースがあれば、他に残った細かい荷物を荷台に最大限まで積み込む事も可能です。

 

ただし、積み残しが大量に出てしまった場合も、引越し業者には次の予定が入っており、ピストン輸送は行ってくれませんので自力で何とか配送しなければいけません。

 

積み切り便をお勧めできる対象者の条件は?

積み切り便は誰でもご利用できるわけではありません。

対象者の条件としては、

  • 引越し先が近距離である事
  • 自分で運搬できる車両がある事
  • 荷物が少量である事

あまり、距離が遠すぎても積み残しを運搬するのが大変ですし、運搬できる車両が無ければご利用は出来ません。

 

積み切り便を使う際のメリット・デメリット

積み切り便のメリットは通常の引っ越しより安くなるの一言に尽きます。

 

デメリットは、積み残しが大量に出てしまい自分では運搬が出来ないケースがある点です。

 

同じ引越し業者が、その日のうちにピストン輸送で運んでくれれば良いですが、通常は一度の運送後に帰ってしまいますので、旧居先に大量の荷物を放置といったトラブルも起こりえます。

 

賃貸だと引っ越し日が退去日となる事が多いですが、業者の手配が出来ず後日配送となり、次の入居予定者とトラブルや翌月分の賃料がかかってしまうケースもあります。

 

積み残しの荷物を別業者に依頼したら、結局は通常の引越し料金よりも割高になってしまったという事例も実際に起こっています。

 

積み切り便を安全に使う対処法

積み切り便を安全に使う対処法としては、引越し業者に必ず訪問見積もりを行ってもらう事です。

その際に、荷物量をチェックしてもらい、

  • 大型家具や家電は全て載せれるか、
  • 残る荷物はどれぐらいか

を必ず確認して下さい。

こちら側で、荷物の量を見てトラックのサイズを指定するのは、現実的に不可能なので、見積もり前に運搬してもらう荷物(不用品の選別)をしっかりと絞り込んでおき、業者側に確認をして下さい。

また、1社だけではなく2社3社と見積もりを取る事で、料金だけでなく、どれぐらいの荷物を運べるか把握できるようになります。

 

積み切り便を使える方にとっては非常に格安で便利なサービスですが、業者によっては料金の安さのみをアピールして仕事を取ろうとい会社もある為、信頼できるか見極めが必要です。